年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	－	－	－	20	31	99	254	538	676	264

地域の急性期病院として、幅広い年齢の患者さんに医療を提供しています。また、新型コロナウイルス感染症の重点医療機関としての役割も果たしました。
重症化しやすい70歳以上の高齢者の割合が、全体で78.3％と高い比率になっています。（70歳以上の高齢者に占める性別割合　男性：44.2％、女性：55.8％）
当院は救急告示病院として、年間1,035件（令和4年度）の市の救急車を受入れており、循環器系疾患や消化器系疾患を中心に対応しているほか、回復期リハビリテーション病棟へも多くのリハビリ対象患者の受入れをしています。

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	162	2.02	2.64	0.00	66.44
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎　手術なし　手術処置２なし	105	41.30	21.11	18.10	83.18
050130xx9900x0	心不全　手術なし　手術処置１なし　手術処置２なし　他の病院・診療所の病棟からの転院以外	95	26.31	17.54	5.26	84.97
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術処置１なし、１,２あり　手術処置２なし	72	7.25	4.26	0.00	71.18
160800xx99xxx1	股関節・大腿近位の骨折　手術なし　他の病院・診療所の病棟からの転院	68	57.56	22.59	5.88	84.38

消化器系では大腸ポリープに対する内視鏡的治療が最も多い事が特徴です。また、その他内視鏡治療としては、早期胃ガンに対して行う上部消化管内視鏡を用いた治療を行う症例もあります。
呼吸器系では誤嚥性肺炎が最も多い疾患です。嚥下機能の評価を行った食事検討や退院後の療養に関する調整などの対応もしています。
循環器系では、心不全の症例が最も多いほか、狭心症などの疾患も多いのが特徴です。

リウマチ科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx99xxx0	股関節・大腿近位の骨折　手術なし　他の病院・診療所の病棟からの転院以外	－	－	14.51	－	－
160800xx99xxx1	股関節・大腿近位の骨折　手術なし　他の病院・診療所の病棟からの転院	－	－	22.59	－	－
070370xx99xxxx	脊椎骨粗鬆症　手術なし	－	－	22.23	－	－
070510xx99xxxx	痛風、関節の障害（その他）　手術なし	－	－	12.37	－	－
160720xx99xxxx	肩関節周辺の骨折・脱臼　手術なし	－	－	17.24	－	－

2020年11月のリウマチ科開設以降、受入れ患者も増えており、特に地域連携パスによる術後患者の受入れを積極的に行っています。
股関節・大腿骨近位骨折が最も多いほか、内科的合併症を有する高齢患者も多いため、個々の疾患症例に応じた診療を行っています。
術後リハビリも重視し、ADL（基本的日常生活動作）とＱＯＬ（生活の質）の向上を目指しています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	15	－	－	－	－	－	1	8
大腸癌	－	－	－	－	－	－	1	8
乳癌	－	－	－	－	－	－	1	8
肺癌	－	－	－	13	－	－	1	8
肝癌	－	－	－	－	－	－	1	8

消化器系に関するガンが最も多いのが特徴です。内視鏡的手術対応の早期胃ガンや、検診等で見つかった大腸ガンなどの治療を行っています。内視鏡治療医、病理部、薬剤師などと連携し、治療方針を決定しています。また、胃ガンでは早期胃ガンを認めるステージⅠが多い状況です。
肺ガンについては、転移を認めるステージⅣが多い状況です。診断時にはすでに進行している例が多く注意が必要です。症状が無い場合でも健康診断を受け、内視鏡検査、胸部エックス線写真、胸部ＣＴ等で早期ガンを発見し、迅速な診断や治療が重要となります。

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	－	－	－
中等症	19	30.11	81.95
重症	－	－	－
超重症	－	－	－
不明	－	－	－

高齢者の肺炎が増加しています。
慢性呼吸疾患をお持ちの患者さんは、繰り返し肺炎に罹患される事も多い状況です。
中等症の患者が最も多く、平均年齢は81.9歳、平均在院日数は30.11日となっています。高齢者で合併症を有する肺炎は重症化する危険性が高く、適切な抗生剤の使用や酸素呼吸などの治療が重要となります。また、長期入院となる傾向もあり、筋力・体力低下を防ぐため、早期リハビリテーションの介入に努めています。

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	46	63.98	81.20	2.59
その他	70	87.09	78.77	7.76

主に3日以内の急性期脳梗塞の患者さんが多くなっています。
また、平均年齢も全体で79.3歳と高いため、入院期間中に他疾患の合併症を発症する事例も少なくありません。
当院では、急性発症の迅速な脳卒中診断を行い、他職種でのチーム医療により効率的な治療を行っています。また、回復期リハビリテーション病棟でも積極的なリハビリテーションを提供し、維持期の管理を行う介護施設等とも連携しながら継続的な治療を行っています。

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）　など	159	0.11	1.42	0.00	66.65
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。）　など	79	28.33	48.68	20.25	81.46
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	38	1.76	6.03	0.00	72.76
K5463	経皮的冠動脈形成術（その他）　など	34	1.06	2.94	0.00	72.79
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの）　など	33	3.48	3.88	0.00	70.15

内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多い手術症例です。内視鏡・顕微鏡を用いた診断をし、ポリープ切除などを行っています。
循環器系では四肢の血管拡張術・血栓除去術などが多いほか、経皮的冠動脈ステント留置術も多い手術症例です。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	－	－
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	－	－
180010	敗血症	同一	－	－
180010	敗血症	異なる	－	－
180035	その他の真菌感染症	同一	－	－
180035	その他の真菌感染症	異なる	－	－
180040	手術・処置等の合併症	同一	－	－
180040	手術・処置等の合併症	異なる	－	－

令和４年度 あおもり協立病院 病院指標

令和４年度あおもり協立病院病院指標